爽恋
新田何それ。
あまりの怒りに、あたしはその修羅場に思いっきり入って行った。
バンッ
靴箱に手をつく。
「お前・・・」
新田が少し驚いた顔をした。
「おい新田!!!あたし、あんたは軽いヤツだとは思うけど、根は優しいと思ってた!早紀奈振り回しといて、勝手過ぎるんじゃない!!?」
「・・・」
新田は黙ったままだった。
ずっとこっちを見つめて。
「何とか言えよ!!!」
あたし、どんなに軽い男より女を傷付ける男は一番嫌い!!
「ごめん早紀奈・・・。俺、早紀奈のこと好きじゃないのに告った。彼女欲しくて・・・。」
「もういいよ・・・。早紀奈も新田の顔だけで好きになっちゃったし。」