ビタースウィート・レッスン 〜聖夜に特別レッスンを〜
せかす瞳子に、クラス
メートは不思議そうな顔を
しながらも、


「私服の超イケメンだったよ〜。

大学……イヤ、も少し上かなぁ。

メット持ってたから、
バイク乗って来たんじゃない?」



―――ガタッ!!


話が終わるのを待たずに、
あたしは椅子を鳴らして
立ち上がってた。


今の話ですぐに思いつく
人っていったら、ひとり
しかいない。


どーして今頃ここに……!?


――そんなことはわかんない。

わかんないけど、でも―――!!





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