《完》シークレットコードにご用心
だけど返ってきたのは、
思った以上に迷いのない
凛とした声だった。


「心を打ちのめされて
終わるか、そこから何かを
見出だすか。それは風間次第だ。

けどどんな状況でも、
真実と向き合うってのは
必要なことだと思うぜ」


「そうそう。

ボク達にできるのは
その手助けのみ。

まっ、どうするかは、
結果が出た時にまた
考えればいーんだよ。

そんなこと今からウジウジ
心配してたって、どーにも
なんないでしょっ?」


「光琉……。藍………」




あたしはちょっと
恥ずかしかった。


なんか――光琉も藍も、
あたしが思うよりずっと、
強いしっかりした気持ちで
この事件を追ってたんだな。
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