太陽の下で



頬をこすって静かに席を立つ。




「・・え~っと・・・」




わかんないっ・・・どうしよ・・・



「あら、中村さん。顔が赤いけど・・・熱でもあるの?」



「あ、い、え、な、なにも・・・」



「いや・・中村さん、ずっと具合悪そうでした。」



・・翔~~~!?



「じゃあ斉藤くん、中村さんを保健室まで連れていってあげてくれるかしら?」




「はい。・・麻衣、行くぞ」



翔はそう言って、あたしの腕をグイッと引っ張った。




「ちょ、翔!?」



「うっせーよ。黙れ。」



耳元でそう囁かれた。



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