あたしだけの年下様

女の子の気持ち






誰だっけ、って思いながら


「なに?」


と答えた。




「今なんの話してたの?」



「あー、…世間話?」


「あはは、なにそれー」



「今隼人の人生について話してたんだ!」



さっきまでふて腐れていたはずの歩夢がいきなり笑顔でそう言った。




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