舞蝶.・。*

「ありがと」
日向はあたしを抱えて「何する?」と言った

「お腹すいたからご飯作る」
日向は大きなため息をついた
「じゃあ、俺が作ってやる。そこで待っとけ」
「日向って料理できるの?」
日向は「当たり前」と言って笑った

あたしはおとなしく待ってた

「ほらっ!!!」
「うわぁ~!!!」
目の前に並んでるのはおいしそうな料理

「いただきますっ!!!」
あたしはお箸を持って、1口食べた

「んんぅ~っ!!!!おいしっ!!!」
日向は「だろ?」といって、食べた

――――――――――――
「ごちそうさまっ!!」
全部完食。
あたしは日向に近寄ってからあたしの髪にしてたシュシュで日向の前髪を縛った
「やっぱり!似合ってるっ!!!」
前髪をシュシュで縛った日向は可愛く見える
日向は嫌がってスグに取った
「似合ってたのに・・・」
あたしがブーブーいってると、日向があたしの髪をすくって横に軽く縛った
「似合ってんじゃん」
日向はあたしの鼻に指を当てて笑った

「笑わないでよっ!!!」

あたし達は少しの間じゃれ合ってた。
やっぱり・・・
日向といると落ち着く。
日向が隣にいたら物凄く安心する。

あたしは日向に抱きついた
「どした?」
「・・・」


< 213 / 229 >

この作品をシェア

pagetop