舞蝶.・。*
こんな恰好でケンカすんのもなんなんだけど。
しょうがないよね・・・。
あたしは猫の手と猫の耳と尻尾を男に渡した。
男は混乱している・・・。
あたしは日向達の所に歩み寄った。
日向はボロボロになっても戦おうとして立ち上がっては蹴られてる・・・。
「ねぇあたしの仲間。返してくれない?」
あたしは男達に喋りかけた。
男は鼻で笑って「女が何の用だよ」と言った
みんなはあたしの行動に固まってる
「返してくれないんだ~。どうなっても知らないよ?」
あたしが笑うと、男はキレた。
「ボコボコにされたいのか?ああぁ?」
「あ~あ・・・。キレちゃって可愛い~ね」
日向達は呆れた顔をして、下っ端たちは青ざめてる
男が拳を振り下げてきた瞬間。
あたしはそれを片手で受け止めた。
みんなが目を見開いてる・・・。
「警告したからね。あたし。あたしの大切な仲間をこんなにしてくれたお礼。キッチリ返してやるよ」
あたしはそう言って、回し蹴り一発。その勢いに乗って周りにいた奴ら5人を一瞬で倒した。
みんなは目を見開いて呆然としてる。
「久々に。本気出してみよーかな?」
あたしは二ヤッと笑って、1人ずつ倒して行った
「1分ちょっとで100人倒しましたぁ~」
あたしは軽めに言った・・・