舞蝶.・。*


みんなは、声すら出ないみたい・・・

男達も青ざめた顔をしてる。
ギャラリーのみんなも固まっちゃってる。

先生たちもだ。
ただ1人。理事長のヒロ兄だけは・・・
ヒロ兄はあたしを見て「流石。莢」と呟いた


あたしはこの勢いで、10分チョイで1000人を倒した

あと立っているのは、総長らしい人だけ。

総長は、胸ポケットから何かを取り出した

――――銃だ・・・

「みんなっ!!!逃げてっ!!!」
みんなは悲鳴をあげて逃げる

日向達は、驚いた顔をしてる・・・

「総長さん?そんなの打っても意味ないよ?
あたし。銃の球だってスローモーションに見えるんだから」

あたしが自信満々に言うと総長は引き金を引いて打ってきた

―――――バンっ
―――――バンっ
―――――バンっ

あたしは球を見て、避けていく。
そんなあたしを見て日向達は呆然としてる

「ね?言ったでしょ?避けられるって」

あたしは二ヤッと笑って一瞬で総長の前に姿を現した
そして手に持ってる銃を蹴り飛ばして、殴った。
そして、顔を地面にたたきつけた・・・。

みんなは吃驚してる・・・

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