桜の季節
買い終わって、コンビニを出る。





「もぉ………、直樹ったらー…。」



私が言うと直樹は、



「いいんだって。それじゃ、俺ん家に向かうぞ。」


















夏の夜は、涼しい気もするけど、ちょっと寒い。





直樹は、鼻歌を歌いながら、自転車をこぐ。















直樹、なんだか楽しそう。












私は、思わず笑った。









「お?今、笑った?」



直樹に聞こえたみたい。



「なにそれー。直樹の空耳だよ!」



嘘をつくと、直樹は、



「そぉかぁ~?ま、いっか。」



なんて言いながら、また鼻歌を歌いだす。











私の前だけ、かわいくなる直樹。



私、なんだか幸せだ。





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