そばにいるのに..

『ねぇねぇ――…』

ふと私は見知らぬ声の
女子に話しかけられた。

顔をあげるとそこには
黒髪のロングで綺麗な
女の子が立っていた。


羨ましい――…
なんだこの子は…
その美しさを私にも
分けて欲しい程綺麗だった。

『あ――ッ!!やっぱりそうだ!
さっき教室で不良達に
絡まれてたでしょ!?』

その子は声をあげてそう言った。

この子もフレンドリーな
性格だなぁ…。

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