そばにいるのに..

だが――…
この時私は気付かなかったんだ。

葵ちゃんの笑顔に
黒い微笑みがあることに…。


その日は1日中
葵ちゃんと一緒にいた。

葵ちゃんのおかげで
これからの高校生活の安心を得た。


放課後…
教室を出ようとした時…


『あっ有紀ちゃん、
また明日ね!!』

誠君が私に挨拶してくれた。

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