夏恋―NATSUKOI―
すると、彼は私の気持ちを読み取ったように…

「遅いも早いも関係ないよ?」


無邪気に笑って私の体に触れる。

そのまま私たちは、抱き合って一つになった。


―最終日―


私たちは海へと遊びに行った。

昨日での地獄の日々とはおさらばだった。


ビキニを着てはしゃいでると、圭が私を呼んだ。


「なに?」



不思議に思ってると、圭は自分が来ていた上着を私に着せた。

「これじゃあ暑いよぉ?」

「いーから」


ちょっと不機嫌な圭が怖くて、私はそのまま枝里と遊んでいた。

すると、この間の二人組にあった。

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