あたしは君が大好きです。


「さぁさぁ、

 そんなことはさておき、

 役割分担きめちゃおーぜ」


 女子に責められる俺が

 情けなくワタワタしていると

 鳴海が大声をだした。

 鳴海はよくツルんでいる。

 助かったとホッとする前に

 あれ?と思った。

 役割分担決めるって。

 もう決定・・・?


「助け舟、出してやったんだ

 感謝しろよ♪

 ジュースおごりな」


 そっと鳴海が近寄って

 耳元でささやいた。

 

 
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