君を想う
お兄ちゃんの指が 私の涙を拭った
「大丈夫だよ・・・ 俺は
じゃあ行くな?」
そう言って 私の頭を撫でて離れた
無駄にしたくないから
だから・・・かな?
未練とかない
朔哉君を選んだから
気持ちが少しだけ楽になった
ありがとう・・・お兄ちゃん
心の中で そうお兄ちゃんの
背中に言った
私にとって 本当に大好きだった
優しくて カッコよくて・・・
兄妹じゃなかったけど
でも それでも私はお兄ちゃんの事
お兄ちゃんとして好きだった
だけど 朔哉君の事があった
自分の気持ち・・・もう1度言いたい
ポケットからスマホを出した
朔哉君に電話をかけた
プルルルル・・・ プルルルル・・・
何度も呼び出し音が鳴る
ガチャ
『・・・はい』
「あ・・・麻美です・・・」
少し緊張して 敬語になってしまった
「大丈夫だよ・・・ 俺は
じゃあ行くな?」
そう言って 私の頭を撫でて離れた
無駄にしたくないから
だから・・・かな?
未練とかない
朔哉君を選んだから
気持ちが少しだけ楽になった
ありがとう・・・お兄ちゃん
心の中で そうお兄ちゃんの
背中に言った
私にとって 本当に大好きだった
優しくて カッコよくて・・・
兄妹じゃなかったけど
でも それでも私はお兄ちゃんの事
お兄ちゃんとして好きだった
だけど 朔哉君の事があった
自分の気持ち・・・もう1度言いたい
ポケットからスマホを出した
朔哉君に電話をかけた
プルルルル・・・ プルルルル・・・
何度も呼び出し音が鳴る
ガチャ
『・・・はい』
「あ・・・麻美です・・・」
少し緊張して 敬語になってしまった