LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜


どっちにしても、アタシの顔が超絶美人にでもならない限り、こういうクレームは無くならないだろう。



どれだけカスタマイズしても、超絶美人にはなれっこ無い。


なりたいとも思わないし。



ただアタシに必要なのは、それでも誠二の隣に居ると決めた覚悟を持ち続ける事だけだ。



誠二はそんな事思わなくても済むってのに…


本当に不公平だわ…トホホ。



とりあえず、今夜は何が何でも誠二に一言文句でも言ってやらないと気が済まないと思ったナツコなのだった。



早く帰って夕飯作ろう。



早く用意しないといつもハラヘリな春馬もうるさいし…



一人お会計を済ませ、ロマンチカを出た帰り道は、



いつもよりも心なしか寂しかった。



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