木苺の棘
毎夜、毎夜、私は
煌々と明かりの灯る
一室で眠る事も忘れ

暗黒の空を見上げて
遥か、彼方に住む
愛しい人を想い続ける。

そんな日々を只管
送る。

貴方に逢えない寂しさは
この胸に降り積もって
私は、悲しみに覆われて
身動き一つ取れなくなる。

寂しくて
寂しくて

苦しくて
苦しくて

この苦しみを抱えて
生きること

生き続けることは
とても辛い・・・
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