木苺の棘
「用意は、できてる?」

「うん、後は
 口紅、塗るだけ・・・
 
 そうだ、レン、見て見て
 頑張って早起きして
 お弁当作ったの」

漣の為に作ったお弁当を
見せる私。

色とりどりの可愛いお弁当。

「すごいじゃん、うまそう」

「でしょう?おいしいよ」

「そこも、すごいね」

貴方は、慣れない料理をして
散らかし放題のキッチンを
指差す。

「ここは、見ちゃ駄目だよ
 片付けてる時間
 無かったんだもん
 
 帰ってからゆっくり
 片付けるからいいの
 ・・・」
< 388 / 674 >

この作品をシェア

pagetop