木苺の棘
私達が、付き合っている事が
ばれてしまった以上・・・

私達は、今までのように
一緒に過ごす事、できる?

赦される・・・?

私は、不安で堪らない・・・

雑誌に、私自身の事、過去を
色々と書かれている事は
もちろん、耐え難い苦痛だ
けれど

そこに、書かれている文章には
真実は一握り、ほとんどが嘘。

私は、そんな事よりも
漣を、失う事を恐れた。

それだけは、絶対に嫌。

この件が原因で、漣と逢えなく
なったら、漣が私の傍から
居なくなったら・・・

私、どうしよう・・・

「俺は、お前の傍に居る
 ・・・・・」
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