幼なじみは俺様彼氏
うるせぇ!!




まぢ、楓以外の女キライ…。





「つか、邪魔すんなって楓を喰うき!?死ね!!」

「カエちゃん泣かせたら奏兄の息子潰すよ!?」





鬼だな、コイツら…。





久しぶりだから楓しゃべれてねぇじゃん…。





しかも、そんな話するから顔真っ赤。






「まぢうぜぇ!!とにかく来んな!!どうせ親父今日は早ぇんだろ?親父にも言っとけよ!!」





俺はまた言い返される前に部屋に向かった。





「あ、ちょ、じゃあたしも行きますね!」

「喰われそうになったら呼んでよ!!」

「あはは…はい…。」





聞こえてんだよ…。





洸輔達といい、香保里達といい…。




まぢ空気読めねぇ!!





「ふぅ…。久しぶりだから何か変な汗が…。」

「香保里はあれだけど、紗和はパワーアップしてんだろ。」

「うん…だんだん香保里チャンに似てくね…。」





香保里チャンって呼ぶのは、香保里が小さい頃そう呼ばせてたから。





いい年して、チャンとかにしてんなよ…。





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