幼なじみは俺様彼氏
「あぁ〜…なんか久しぶりで楓がカワイク見えて仕方ない。」

「奏に言われると照れるんですけど…。」

「今日学校行った?」

「行ってない!!」

「良かった。」




最初は俺もいる予定だったから、楓1人で学校っていうのが心配だった。




チョコに飢えたオス共が群がるんじゃないかって…。




ま、行ってないらしくて良かった。







「疲れた…。まぢない…。なんで俺だよ…。」

「あたしも迷惑だから!!」




しばらくして、親父と香保里が疲れながら戻ってきた。




親父ご苦労様…。





「はやく帰るよ!!」

「はい…。香保里ごめんな?」

「人気者の海も好きだからいいの!!」





もういいからはやく帰りたい。




俺らだって甘い時間なわけですよ。






家についたらソッコー部屋。





もちろん楓も。




外ももう暗い。





「奏クン、バレンタイン♪」





部屋に入ってすぐ楓から渡された箱。




開けてみたら、クッキーが入ってた。




多分、楓はいろいろ考えてこれにしてくれた。




< 284 / 446 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop