幼なじみは俺様彼氏
「また黙りこくるんですか?それってうまくいってないってことですか!?」

「……!!」





あたしだって答えたいよ!!




奏汰とはうまくいってます、ラブラブですって!!




でも…声が出ない…。




伝えるための声が出ないんだよ…。





「息子とKAEはうまくいってますよ!!毎日電話してて料金がーって感じです!!」

「そうですか…。では!」




あからさまに残念そうな顔すんな!!




イライラする…。




「………っっ!!」

「楓!!家入るぞ、な!?大丈夫だから…。」





もうイヤだ!!




どうしたいのか自分でもわからない!!





「おかえり…!?楓!!」

「深呼吸しろ、楓!!」




背中をさすられて深呼吸。




迷惑ばっかりかけて、あたしはなにしてるんだろう…。






「よし…。風呂入ってこいよ。」





軽く頷いてから、お風呂に入った。





奏汰…。




声聞きたいよ…。




でも電話しても奏汰しか喋れない。





寂しくて仕方ないのに、どうしたって泣けない。




どうなっちゃったんだろうね。





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