幼なじみは俺様彼氏
アメリカから来てくれたんだ…。




キューン…。





「あたしね?奏汰がアメリカ行き1人で決めちゃって…あたしには大事なこと言ってくれないって。言う必要ない存在なんだって思ってた。」

「…そんなこと思ってたのかよ…。」

「声が出なくなって奏汰に行ってらっしゃいも言えなくて…。あたしはなにがしたいんだろうって…。」

「…。」

「夢の中でいろんな光景が見えて…あたしが大切なのは奏汰でそれが全てで…今伝えたいこととか伝える方がずっと大事だって思ったの。」

「楓…。」

「そしたら声出ちゃった!!」

「バカじゃねぇの…。」





初めてかもしれない。





奏汰がこんなに泣くのを見るのは…。





「まぢバカ!!でも…俺が悪い。アメリカなんて1人で決めることじゃないって早く気づけば良かった。楓をこんなに傷つけて…。」

「奏汰…。」

「でも、楓から離れることはどうしても出来なくて…。ごめん、ホントに…。」

「奏汰〜…大好き…。」





あたしは知ったんだ。





こうやって伝える大事さを。




離れることは出来なかったって…




嬉しすぎるよ。




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