新たなる神話

ドゥルジの最後

ダエーワ:サッキャァーッ!!

ダエーワ:ゲキャァーッ!!


が、ダエーワたちは討伐隊に討ち取られるばかりである


ドゥルジ:おのれ・・・こうなれば・・・


ボワンっ!!

白い煙がドゥルジを包み込む


ラシュヌ:あ、ハエだっ!!

ミスラ:デカい・・・

ウルスラグナ:こんなに大きなハエがいるたぁ、世界は広いなぁ。

スラオシャ:関心してる場合ですかっ


そう。ドゥルジの正体は自分自身が巨大なハエだったのである


ドゥルジ:さぁ・・・行くわよ・・・


前足と後ろ足の合計6本が鋭いナイフのような爪となっている。


ウルスラグナ:よ〜しっ!!応戦だっ!!ハエ叩き用〜意っ!!

スラオシャ:はいっ(どんっ!!)

ラシュヌ:はいっ(どんっ!!)

ミスラ:はいっ(どーんっ!!)

ウルスラグナ:オレは虫取り網だっ!!(ぼーん!!)


討伐隊がハエ叩きを構える(オイ)


ラシュヌ:・・・っ!!


ブシュっ!!
ラシュヌの肩から鮮血が飛び散る

それは一瞬のできごとだった

目の前にいた巨大なハエ(ドゥルジ)が消えたと思ったら、いつの間にか討伐隊の後ろにいる

そして、ラシュヌは手傷を負ったのだ


ウルスラグナ:・・・え!?何今の・・・

スラオシャ:は、速すぎる・・・

ミスラ:ハエ叩きじゃ間に合わない(言ってる場合かっ!!)

ラシュヌ:くっ・・・(肩を押さえる)

ウルスラグナ:・・・。

ドゥルジ:・・・。


ウルスラグナと巨大なハエとなったドゥルジがにらみ合う
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