雪の中の幸福



帰り道、雪はまだ降っていたが少女はご機嫌でモノの手を引き歩いていた。
少女がモノに必死に声を掛けるが一向に返事は返ってこない・・・

心配になった少女はモノの顔を見た。
モノの顔を見た瞬間、少女の顔が強ばった、少女の目に映ったものは・・・


ただの[人形]だった・・・

その瞬間少女に目眩が襲い、意識を手放した。
< 6 / 9 >

この作品をシェア

pagetop