自伝

3回目の決断

次の日


アザだらけの体は思うようには動いてくれない


でも、仕事に行かなければ春陽を育てていけない


生きていけない


石井さんは


身の回りの物を持って家を出た


この日から凄まじい嫌がらせが始まる


会社ぐるみで石井さんをかばい


私の電話や連絡を一切繋いでくれなかったり


居場所を教えてくれない


私の会社にも仕事のクレームや有り得ない事で言いがかりをつけて来た


一番最悪なのは


住んでいたマンションのオーナーを言いくるめ


毎日、監視されるようになり


時には、オーナーと言う事で私がいない時に勝手に部屋に入り込んだりしていた

さすがに、そこまでされる事に納得出来ず


大家には文句を言ったけど


この大家がまた偏屈なおじいさんで


普通の常識的な話しが出来る大人ではなかった。


悩んだ挙げ句、お母さんに事情を説明してこの問題が解決するまで


春陽を預かってもらう事にした。


保育園には休園届けを出した。


預かってもらう事で私も動きやすくなる

石井さんの暴力で春陽が怯える事はない

こうして、世の中のドロドロした大人たちと立ち向かう事に決めた。
< 189 / 284 >

この作品をシェア

pagetop