女王様はメイド様?!②
重たい瞼をゆっくりと開けて行く。


小さく聞こえる誰かの息遣い。


呼吸がみだれてる。


薄目を開けてあたしは驚きが隠せなかった。


あたしのすぐ目の前には翔の姿が。


そして額には大量の汗。


さっきからポタポタ落ちてきたのはソレか。



「ケボっ…ゴホゴホゴホ…」


一気に酸素が体内に入ってきた。


「ハァーハー…っ」



未だにうまく呼吸できない。

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