優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
♪〜♪〜♪〜♪




シュウくんと話してると携帯がなった。


大雅からだ。
やっとあたしの事に気づいた?


あたしの存在なんか忘れて女を抱いていたくせに。





「出ねぇでいいの?」


「うん、いいの」


「彼氏?」


「ううん、最低男」


「なに、それ?何かされたわけ?」





何かされたのかな?


約束を破られただけ。



だだ、あたしが大雅の事が好きだからこんなにも怒ってるんだ。





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