優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
カナは彼氏の事は大好きだけど、出会いを求めてる。


もしかしたら、今の彼氏から抜け出させてくれる人を探してるのかもしれない。






「うん、そうだね。行こうよ。あ、でもあたし水着ないよ」


「あたしも去年のだから今から買いに行こうよ」


「うん、そうしよっか」





あたしたちはトークを切り上げて、水着を買いに行く事にした。



カナは黒のビキニであたしは赤のビキニにした。


セクシー路線で攻めるってカナが言ってたけど、あたしの顔はセクシー路線の顔じゃないんだけどな。



水着を買ったあと、ぶらぶらしてから家へ帰った。





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