優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
夏のプールはナンパスポットのひとつなのか次々と声をかけられた。



でもどんなにカッコいい人にナンパされても断った。



あたしたちの思いはかなり深いみたい。



結局、ふたりでプールで遊んで家に帰ったあたしたち。






「ただいま」





荷物を置きに部屋に入るとまた大雅の部屋から声がもれてくる。




人にはナンパされるなって言って自分は好き放題してるんだもんな。


あたし…ほんと馬鹿だな…。




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