優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
変わらない日々
退院の翌日からあたしは学校へ登校した。



夏休み中なのに朝早く起きてきたと思ったら、大雅は車で学校まで送ってくれた。



こんな事で昨夜の涙を帳消しにしてしまうあたしはほんと馬鹿。




久しぶりに学校へ行くと、何故かやたらと視線を感じた。



みんなあたしが久しぶりだから見てるのかな?



特に深く考えず自分の席に座った。



今まで仲の良かった友だちに話かけても何となく避けられてる気がした。





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