優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
しばらくは過ごせるだけの着替えと学校にいるものは全て鞄に詰め込んだ。



はぁ〜。いったいどうなってんのよ。


あとでママに電話でもして聞いてみよう。




荷物をまとめて下におり、車に乗り込んだ。


20分ほどでマンションにつき部屋の中にはいっていく。



先にスタスタと入っていかれて、リビングを通り抜け奥の部屋までついていった。






「ここがお前の部屋だ。明日ベッド買ってやる。他にいるもんあるか?」


「大丈夫です」


「家のもんは勝手に使って構わねぇから。あと俺の部屋にははいるな」


「はい、分かりました」





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