LOVE ♥LOVE♥LOVE 俺様幼なじみが旦那さま!?
俺は、息を飲んだんだ。
俺に任せるって言ったカンナ
の姿を校門に見つけて。
何事もなく、通り過ぎる事を
祈ったんだ。
でも、それは叶わなくて。
俺は、カンナに呼びとめられる。
心和には、何も話さないでくれ!!
その想いだけで、俺はカンナに
ついていく。
一度も振り返らずに。
今にも、泣き崩れてしまいそうに
なってる心和が想像出来たから。
振り返ったら、抱きしめたくなるから。
俺は、振り向くことが出来なかった。