LOVE ♥LOVE♥LOVE 俺様幼なじみが旦那さま!?
「わたしから、話すわ。」
そういうと、頬を伝う涙を、
カンナが拭う。
「お腹の子の父親は、和哉
なの。」
告白するカンナの手はあいつと
しっかり繋がれていた。
「はぁ~。」
何を言いだしてるのか。
自分が言ってる事がわかってるのか。
カンナ。
声に出来ない声が頭の中を、駆け
抜ける。
「そういうことなんだ。」
あいつが、止めをさすように口を
開く。