LOVE ♥LOVE♥LOVE   俺様幼なじみが旦那さま!?

次の日から、わたしは彼方を
見送る生活が続いた。

理事長のおじ様と教員のパパ
の判断で、相手の男子生徒の
処分が決まるまで、休むように
言われた。


おじ様もパパも退学処分と言い
放った。

だけど、彼方が怒り狂ってる
ふたりを落ち着かせるように
意見した。

 「本心は俺も退学処分にして
ほしい。いや、それ以上の償い
をあいつには求めるよ。心和の
前に二度と現れる事が出来ない
くらいな・・・。
でも、でもここであいつを退学
にしたら、心和が逆恨みされて
また何か嫌な目に遭うかもしれ
ない。そのくらいする奴だよ。
あいつは。
俺が守ってやるって誓っておき
ながら今回だってこんな目に。」

彼方の瞳に滲んでる涙。

わたしは、背中から彼方を抱きし
めた。


結局、他言しない事を条件に
おじ様の配慮で、転校扱いで
あの男は学園を去って行った。





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