LOVE ♥LOVE♥LOVE 俺様幼なじみが旦那さま!?
俺は、心和が引きずられていっ
た方向を必死に探した。
気持ちだけが焦って、検討が
つかない。
心和を連れ去った目的が、俺が
考えてる事なら、どこなら一目
につかない。
考えるんだ。
考えろ!!
俺は自分に言い聞かせた。
時間がないんだよ。
おかしくなりそうだった。
その時だった。
ガタって大きな物音がしたんだ。
体育館倉庫だった。
俺は、慌てて駆け寄った。
その時だったんだ。
心和の俺を呼ぶ叫びが聞こえ
たのは。