初恋ノ詩 1


それから数分経ち
理穂がやっと口をひらいた。


「ねぇ、海里。」

「ん?何?」

俺は短く答える。

やっと始まった会話に
少しドキドキした。


「あのね?私、実は海里に
伝えたい事があって……」


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