初恋ノ詩 1


「わぁ、ありがと海里♪」

俺が飲み物を渡すと
膨れっ面から笑顔になり
直ぐあけてオレンジジュースを飲み始めた。

俺もそれに続いて飲もうとしたけど
自分がジュースからアイスに変えた事を思いだし

理穂の隣に座る。

理穂はぷはっと
アルミ缶から口を離し
俺の隣で

美味しー♪

と呟いた。

その顔を見て俺も嬉しくなる。


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