ダブルハーツ
きっと確実に明日、店長の雷が落ちる。 想像しただけで、身が凍りそうだ。
私は、慌てて兄の似た姿の追いかけた。呼び止めるなり、幾度も頭を下げた。
「いや、ホントにいいんだって!」
静寂が張る夜の公園で、ベンチにその人は腰かける。
私も促され横に座った。
外灯が灯す下で、
「一体誰と見間違ったか、聞いてもいい?」
「それは……」
「恋人、とか?」
私は、他人に全てを打ち明けられることなんてできない。