空の彼方の君へ。



「え、まさか出来たの?」



私の不審な行動を好きな人が出来たと解釈した佐奈は目を見開く。


「違うの!何か、思い浮かんだだけ!」


私がそう言うと、佐奈は再びニヤリ。


ふ、深穴ほった・・・・・・?


嫌な予感を察知して、私は逃げる為に走ろうとした。



「ふぎゃ!!?」


けど、走るのが苦手な私は簡単に佐奈によって確保。


逃げることが出来なくなった私は、昨夜の出来事を佐奈に話すことにした。




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