君に恋した瞬間、
昨日11時ぐらいまで遊んで帰ってきたからなぁ・・。
それに、そのあと適当になんかしてー・・・結局寝たの1時ぐらい?
流石に眠いわ・・・。
「おい、また寝んのか?しらねぇーぞお前、単位」
「俺はお前とは違って、話し聞いてなくても出来るんだよ」
「せっかく言ってやったのに・・・」
そいつの声が聞こえた後、俺の頭上から重いものが落ちた。
頭にもの凄い衝撃が・・・。
「いってぇ!」
誰だよ!
頭を押さえて、上を見るとそこにはさっきまで黒板のほうにいたはずのセンセーが・・。
「お前は寝ることしか出来ないのか・・・!」
呆れたようにそういって、頭に乗せていた大量の資料を持ち上げる。
「上谷、覚えとけよ・・・」
「言っとけ、言っとけ。・・つか、お前が覚えとけよ」
ふふんと鼻を鳴らしながら、俺を見下ろす先生こと、上谷大樹。