君に恋した瞬間、



だって今聞かれたら、絶対答えられなくなる。


杷仔を傷つけるかも知れない。



これで、俺はこれから杷仔への気持ちを少しずつ・・・。





OFFにしていこう。



「お、家ん家着いたわ!じゃーバイバイ!俊平!」



俺ん家の隣の家。


杷仔は、元気に手を振りながら入っていった。



パタンという音が聞こえ、杷仔が入ったのを確認すると自分の家に向かって歩きだす。



どうせ誰もいない。



だけど、帰らないわけにはいかない。



自然とため息が出る。








< 39 / 61 >

この作品をシェア

pagetop