ギフト
悟side


「はぁ!?まじかよ!お前今日こそあいつに告ってやる!っていってたじゃねーか!」


まただ。龍のやつ、名前もしらねぇやつに告るっていってたのに・・・


「くそっ」


俺は、近くにあった石を思いっきり蹴った。


龍は俺の遊び仲間で、東京出身なのに、なぜか関西弁。一目惚れだけで知らない奴でも告る。まぁ振られるけどな。


「あんなバカでも風邪って引くんだなぁ。」


あいつ、見舞いにこいって、誰様のつもりだ!
たくっしかたねぇな。


俺は金髪の髪の毛の前髪をかきあげて病院にいった。


「ふぇー。疲れた・・・」

やっぱ歩きはきついな。バイクは龍に貸したままだしなぁ。
はぁ、なにもかもあいつのせいだ。


俺はポケットに手をつっこんで龍が入院している205室にいった。


「ここか、・・・個室って、あいつすげーな。」


俺は龍を感心しながらドアをノックした。


コンコン「はいるぞー」


・・・無音。っておい!龍のやついい度胸してんじゃねーか。


俺は勢い良くドアを開けた。


ガラ「キャッ」


だ、だれ!?


そこにいたのは茶色のウェーブのかかった髪にまん丸の目。熱のせいか、ほんのり赤い頬。


か、かわいいかも・・・。

「あ、ごめん・・・。病院間違えたわ、ここって、205か?」


俺は念のためきいといた。


・・・沈黙。なんだこいつ!さっきから
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