恋来 -キミと見た空ー
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『うわ~人多い!!』
発表の紙は、まだ貼りだしていないのに、貼りだされる窓の前には、たくさんの人が居た。
『あっ!貼りだされた!!』
先生たちが、紙を窓に貼っていく。
「菜緒見えた!?」
『全然見えない~!!』
私も菜緒も、背は小さい。
背伸びしても、普通の人より小さい。
『もう少し落ち着いてからにする?』
「そうだね。」
諦めて列を抜けようとした、そのときだった。
私の人生が変わったのは・・・・・・