ナンパ男との恋 1巻
出会い=ナンパ
とばかり思ってた分
学校で彼氏なんて
思ってもみなかった。

清純な交際を望むなら・・
まともな男を望むなら・・

同世代の、
ナンパ以外での出会いでの
彼氏を・・・

・・・何で考えなかったんだろう


「あの、私
あなたの事 何も知らなくて・・
だから・・・
友達からでいいなら・・・」

ナンパで知り合った
付き合う男の事は
何も知らず
すぐ付き合うのに
学校で告白されたら
何も知らないから・・・と
躊躇してしまう。

ナンパ男より
絶対 信用できるのに
付き合うのは慎重になる・・・
自分でも不思議だ。

「ほんとに?良かったぁ・・
振られたら どうしようかと
昨夜も眠れなかったんだ・・・
友達からでも 全然構わないよ。
あ、じゃあ・・・
メアドか番号聞いてもいい?」

携帯の電源は切ったままだ・・・・

「あ・・・の、携帯持ってるんだけど
ちょっと使えなくて・・・
番号教えてくれたら
私から連絡するから・・・
・・・ダメ?」

「大丈夫だよ。
じゃ、これ 俺の番号・・・」

勝手な事ばかり言ってる
こんな私の
どこがいいのだろう・・・



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