ナンパ男との恋 1巻

・・・でも、

そんな真剣に悩んでる美香を見ながら・・・

痛くても・・・

好きな人に求められるって事が
今の私には
うらやましいと思えてならない。

「ねぇ、春菜は?」

「私!?全然・・・
そんな雰囲気すらもないよ・・」

最近は それどころじゃなかったし・・・

「・・・ほんと意外だよね。
輝樹くんって
手早いんでしょ?」

うん、私以外にはね。

なんて言えないし・・・

「ほんと・・・
自信なくなるもん」

「あー、分かる分かる。
私もだったもん。」

「美香も!?」

「うん、だから
昨夜 思い切って聞いてみたの。」

「何て・・?」

「私とエッチするの嫌?って・・」

「かなり率直だね・・・
で、翔くんは何て?」

「嫌とかじゃなくて・・・
美香が嫌だと思ってた。って」

お互いが遠慮しあって・・・
そこから不安がうまれて・・・

・・ほんと

恋愛って難しい・・・
< 246 / 500 >

この作品をシェア

pagetop