僕の天使に贈る唄

ノックをし、
診察室に入る。


ノックをしてはいるのは
とても珍しいことだ。





診察室に入ると
岡山センセーがいた。






「奏くん、珍しいな。

何かあったかい?」




「・・・最近、調子が悪くて。」


俺がそういうと、
センセーは眉をしかめた。




「そうか・・・
まぁ座りなさい。」





岡山センセーの笑顔に
俺は胸を撫で下ろす。



そして椅子に座った。



< 132 / 439 >

この作品をシェア

pagetop