僕の天使に贈る唄

探す、といっても
簡単ではない。




この病院は広い。



それに患者のことは
一切教えてはくれない。






だから、
自分の足で病室を
探さなければいけないのだ。





この体で探すのは
無謀なことかもしれない。








それでも・・・ 







美音、



君が何をかかえているのか
俺は知りたくて・・・

しょうがないんだ。



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