僕の天使に贈る唄




そして俺は今日も
ステージに立ち続ける。









「じゃあ美音、行くから。」




そういって、
俺はステージに向かう。







そして1歩、
踏み出した時だった。










“うん。頑張って。

ずっと見てるよー・・・”














「・・・え?」



思わず振り返る。







今のは、美音の声だった。






空耳なんかじゃない。



きっと、
応援してくれてるんだよな。







「・・・うん。頑張るよ。」



そういって

光り輝くステージに歩き始めた。



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