好きで好きで好きでxxx



「嫌ぁ・・・ッ・・・
 離してよ・・・遠野ぉ・・・」


掴まれている腕が痛い
抑えられてる足が痛い


なによりも怖い


「何で怒ってたのか、理由を言え」

「だからっ・・・本当に何にもなかったの!」
「嘘だろ」
「なっ・・・何で嘘なんて分かるのよ!」
「分かるに決まってんだろ」
「何でよ・・・!」
「秘密」
「はぁ?!」
「そんな事はどうでもいい。
 何で怒ってた?」

言える訳ないじゃん

本当は私は

嫉妬深くて
独占欲ある

なんてさ・・・


嫌われたくないもの・・・・








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