君と見た夏空
プロローグ
出逢って、惹かれて、泣いて、笑った。
コロコロ変わる君の表情は、まるで夏の空のようだったね。
あのとき、確かにあたしは君に恋して。
あのとき、確かに君はあたしを見てた。
それだけは、変わらない。変えられない。
―――変えたく、ない。
翔、翔、翔…。
あなたはあたしの、なによりも大切な人でした。
翔、翔、翔…。
あなたはあたしの、初めての恋の相手でした。
love you...